猫のしつけ |
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病院の先生もびっくり |
『痛い!、痛い!』と大声で言って、首、ほほ、足をつねって、痛いとは
どういう事かを体験させました。
噛んだ口をしばらく握っていたり、体で押さえ込みをして、身動き出来ない状態にしたり、
引っ掻いた時も同様、痛い、ダメを言って手をたたきます。
言葉の分からない猫に教えるのですから、直ぐに行動に移すようにしました。
遊びで噛む時もあります。噛ませたまま、手を引っ込めずに
『痛い!、痛い!』と強く言うと『アレ、強かった?』、『まだダメ?』
という感じで、徐々に噛む力を弱めていきます。
上目ずかいで、こちらの反応を見ながら噛んでいる姿は、本当に可愛いの
一言につきます。
鉄は熱い内に打てのことわざどうり、子供の頃に少々荒めのお仕置きと、
お利口ちゃん、いい子だなーの大げさな褒め言葉で、我が家の猫たちは
とっても性格の良い子に育ちました(親ばかでしょうか?)。
我が家の猫は「待っててね!」が分かります。 |
エサを欲しがる時、外に出たい時など、私の都合で待たせる時は、『待っててね!』
と何度も声を掛けながら、待たせます。
その代わり、待たせた後は希望した事は、必ずかなえてあげます。
それを続けると、大好きな缶詰が切れた時、
『買ってくるから、待っててね!』と言って近くのコンビニまで買いに行くと、帰ってくる迄、
ちゃんと座って待っています。
帰ってくると、ニャッと鳴いていつもの定位置に座ってエサの分配を待ちます。
ミナコ、清子、茶々は、私と一緒のお散歩大好き |
清子は室内飼いにしたにも関わらず、妊娠の際の脱出を機にアウトドア派に。
3階に居る清子は、エレベーターのドアが閉まる寸前に入って来て、ウンニャーと
鳴いて、外に行きたいをアピールします。
外に出る楽しさを知ってからは、何かにつけて外に出たがります。
いつも散歩には連れて行けないので、一人で出してやると、初めの頃は2〜3時間で
帰って来ていたのが、4〜5時間になり、一晩中帰ってこない時もあり、
家に入るのも嫌がるようになったので、近頃は外に出る時は、リードを付けて
犬のように散歩させます。
清子の散歩は深夜、車も人通りも少ない時間帯に出かけます。
ノラちゃん出身のミナコと茶々は、外への出入りは自由なので、清子の散歩には
いつもくっ付いて来ます。
時には、福猫ムッちゃんも合流して4匹で一緒に歩くこともあります。
その内、私が夜のコンビニに買い物に出ると、後を付いてくるようになり、
ミナコは自分の行動半径の外に出ると、ここからは行けないとばかりに、
大声で鳴きます。
茶々はコンビニまでついて来て、車や人に驚き、物陰を探して走り回ります。
危ないので、コンビニの手前で『待ってて!』と何度も言い聞かせているうち、
『待っててね』と言った後、しばらくすると帰ってくる事を学習してからは、
『待っててね』と言った所あたりで待っているようになり、姿を見つけると
ニャーと鳴いて物陰から出て来ます。
うれしさを体中で表現しながら、後になり先になりして、一緒に帰って来ます。
清子がついて来たとき、行った方向と違う道から帰って来た私を、
なかなか私だと認識出来ない事がありました。
清子は行った方向から帰って来ると思ってたのが、違う道から来たこの人は
誰だろうと、混乱した感じで座ったまま動かない事がありました。
サーちゃん、帰ろうと何度か声を掛けて、やっと私だと分かったようです。
猫の散歩は、あちこち臭いを嗅ぎながら探検して歩くので、暗いとどこに居るか
分かりません。
口笛で呼び戻す事にし、抱いて耳元で、おいで、と言いながら口笛を何度か聞かせると
帰っておいでの合図と認識します。口笛の届く範囲にいる子は、必ず帰ってきます。
番外編のムックも同じです。新しい飼い主の、お母さんが、
『大好きなオカカを食べている時、奥さんの口笛が聞こえたら、ウンッ!という感じで
聞き耳を立てて、オカカを半分食べ残したまま、出て行ったのがおかしくって』
と、笑って話してくれました。
ムッちゃん、ごめん、茶々を呼んでたんだよ。
日本猫は、スキンシップが大好き |
ミナコと茶々はスキンシップ大好き猫です。
私の頭と自分の頭をゴチンコさせたまま、じーっとしてます。
顔、鼻、口とチュッチュするのも好きで、されるままになっています。
抱っこはいやがりますが、ベッドに寝かせて、おおいかぶさるようにして寝るのは大好きです。
ゴロゴロゴロとノドを鳴らしながら、その内寝息を立てて眠ってしまいます。
洋種系の清子、ラブ、舞はスキンシップすると、逃げて行きます。
日本猫は甘えん坊なのでしょうか。