笑顔が素敵なデブちゃんの、大好きだった亡き祖父の名前は、三男三郎と書いてみなさぶろう。 私はこの名前が気に入っていたので、メス猫だったが拝借しました。 キジ猫のミナコが、我が家に来たのは、ニャーが亡くなってから、半年後のことです。
昨夜、何度も逃げ出た段ボールにおとなしく入っています。自分の運命を悟ったのでしょうか。 ニャーが亡くなってから半年、ミナコが我が家の猫になりました。 それからすぐに、母猫も何処かへ行ったのか、見かけなくなりました。 ニャーが居なくなってからペットロスで、家の中では息苦しくて、外へ出てやっと息が出来る ようになったり、ニャーを思い出して泣くと鼻がつまり、やはり息が出来ない状態で苦しかっ たのが、ミナコが来てくれたおかげで、気がまぎれました。 ニャーがミナコをよこしてくれたと思っています。 3年後の話です。ミナコが生まれた空き家の隣の人から、 『お姉さんありがとうね、あの猫、お宅で保護してくれていたんだってねー。 あの猫には、私も心が痛んでいたのよ。家に犬が居るし、せめてしてやれたのは、 太陽の光が当たらないように、日陰に置いてやる事だけだったけど、 いつの間にか日のあたる所へ動いて行ってるし(7月の真夏日の頃)、 てっきり死んだと思っていたので、気持ちがすくわれたわ』 と言われた事があります。 もう一つの後日談、片目のふくれ上がったお岩さん猫は、近所のマンションに住む方が保護されて いたそうです。