まいごの猫☆ラブ

いじめられっ子の猫☆ラブ

   ラブ
  いじめられっ子のラブ


ラブは、我が家の建て替え中の建築現場に、
私たちより先に住み着いた子です


夜、建築現場を出入りするのを、近くに住む
デブちゃんの猫好きの友達が見つけ、
餌をあげて手なずけました。

大人しくてきれいな猫なので、自分で飼いたいのだけど、今飼っているのと喧嘩するので
飼えないから、里親をさがすので、それまで
預かってくれないかと相談されました。

それが我が家の猫になったきっかけです。

オス猫なのに、ラブという名になったのは、

毛がフサフサでオスの印が見えなかったのと、
あまりにも、大人しいので、しばらくメスと間違えてしまいました。

オスと判ってから、清子との間に子供が出来る事を期待したのですが、
清子はラブを嫌いました。デブちゃんはがっかりです。

わがまま清子は、気の小さいラブをいじめます。
大きな体を小さくして、逃げ回っています。すっかりいじめられっ子になってしまい、
いつもおどおどしています。

ちょっとした物音でも、驚いて、20〜30センチ飛び上がり、それに反応して清子が、
アン、アン、アン、アンと鳴きながら飛びかかり、引っ掻き回します。

ラブが居るところと、まるで違う方向で音がしても、わざわざラブの所へ言って、アン、
アン、アン、アンをやります。清子がにらんだだけで、もうビクビクです。
うなられたら、固まってしまい、動けなくなります。

近頃はトイレにも行けなくて、部屋の中でしてしまうので困っています。



左が清子の子どもの舞(まい)



  ラブの思わぬ誤解

ラブがトイレに行けなくなったきっかけは、今になって解る事ですが、清子がトイレに行く道で
寝ていたり、トイレの裏側に隠れるようにして寝ていたりするので、多分、ラブがトイレに入っ
ている時、例のアン、アン、アンをやったと思うのです。

最初は、屋上に登る階段のあたりにいていたのが、トイレ近くのフローリングの上に2〜3回し
だして、こんな事が習慣になっては困るので、ここでしてはダメ、ダメ、ダメと鼻図らを押し付
けてダメを強調して、お仕置きをしました。

我が家の猫たちは、「いけません!」「ダメ!」の意味を良く理解するので、ラブも解ってくれ
ると思ったのが、私の浅はかな考えでした。

ラブは「ウンチをしてはダメ」と取ってしまったようです。
トイレでウンチが出来ても、ウンチが出たとたんにトイレを飛び出します。
後ろ足で蹴ってダッシュするので、砂は飛ぶし、時にはウンチまで蹴飛ばして、走って行きます。

また、部屋でウンチ、オシッコをするのは悪いことと自覚しているようで、
そういう時は、半日以上、時には1日中隠れていて出てきません。

ラブ専用のトイレを作っても、清子と舞が使ってしまい、三つのトイレを用意してもラブのだけ
を使います。



ラブはトイレに入っても、清子や舞の臭いがするので、排泄出来ないで出て来てしまいます。
たまにトイレで排泄出来た時、私がメチャメチャほめまくるので、トイレでウンチ、オシッコを
してほめられるのは、ラブ位だと、母は嫌みをいっています。


  
母の90歳の誕生日にラブと